見えない世界への葛藤⑤インテグレーティッドヒーリング(IH)編

雑感
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キネシオロジーという筋反射と使って潜在意識の通訳をしてもらうセッション

インテグレーティッドヒーリング(IH)を受けた話(見えない世界への葛藤➃)の続きです。

別の日のセッション

その日はキネシオロジーの練習会のあとだったこともあり

特に扱ってほしいテーマがありませんでした。

(練習会では本番と同じように困ったこと、解消したいことなどをテーマにして調整していきます)

私「練習会で出し尽くして、特にテーマが思いつかないんですよねえ大あくび

施「じゃあ、釣りあげます?」

私「お願いします」

とテーマを釣り上げてもらうことにしました。

釣り上げるとは、テーマを筋反射で引き出していきます。

その際、カードを引いたり本の一ページからヒントをもらったりすることもありますが

それらも全て筋反射で聞いていきます。

その時はオラクルカードを引いてヒントをもらうというのが筋肉からのメッセージで

カードを引きました

どのカードを引くかも筋肉に聞きます。

このカードのこれ!という、正確な1枚が筋反射で選ばれるんです。ホントです。

その時のカードが「祖父母」だったんですね。

なんか「祖父母が見守ってます」的な。

でも全くピンときません。

父方、母方両方の祖父母はすでに鬼籍に入っており

普通にかわいがってもらいましたけど

それ以上もそれ以下のエピソードもなく…

私が「思いつかない、わからない」と言うも

筋肉は「自分で話す」と言ってるらしい。

私「えー?何だろう…本当にわからない。せめて父方、母方どっちか教えて」

施「えーっとね、母方のおじいちゃんおばあちゃんみたいよ。」

私「母方?なんだろう…うーん、普通にかわいがってもらったけど。私最初の孫だったから。でもそれ以上思いつかない」

施「自分で話すって言ってる、筋肉は」

私「うーんあんぐりあんぐりあんぐり、じゃあ、おじいちゃん?おばあちゃん?どっちかだけ教えてー」

施「おばあちゃんみたいよ。なんかあなたにすごく感謝してるみたい」

※何度もいいますが、施術者の発言は全て私の筋反射を取って言ってるだけです。

私「おばあちゃん?うーんなんだろう・・・あ!おばあちゃんの弟のことかな?」

施「・・・うん、そうみたいだよ」

ということでおばあちゃんの弟、大叔父と言うのかな?の話をしました。

この大叔父なんですけど、生まれたときは健康体だったのですが

1歳の頃、日本脳炎?だかなんだか、とにかく高熱が出て

その後遺症で重度の知的障害を抱えることになった人だったのです。

祖母の両親が健在のときは親が介護する形で家で大叔父は生活していたのですが

親が高齢になるにつれ、面倒を見ることが難しくなり

長女だった祖母が弟である大叔父を引き取ることになりました。

それが私が中学生くらいのときだったと思います。

ある日、母方祖父母の家に行ったら知らないおじさんがいて

「おばあちゃんの弟。これからおばあちゃん家で一緒に生活するの」と言われました。

大叔父は重度の知的障害を抱えていたため

そして今ほど福祉制度も整っていない時代だったので

生まれて一度も学校にも行かず、働いたこともない人でした。

私が祖母の家に行くといつも仏壇の前に座って、独り言を言っていました。

もしくはテレビの前に座っているか、のどちらかでした。

簡単な意思疎通はできたので

「ごはんできたよ」とか「オフロ入って」くらいは理解できていましたが

本当に簡単な言葉のやりとりしかできませんでした。

でも、私はその大叔父がけっこう好きで

祖母の家に行くたびに「おいちゃーん!来たよー。元気ー?」と声をかけ

それに対して大叔父も「はは。来たよやって。はは」とブツブツ独り言のように返す…という感じでした。

会話という会話も成り立たない状態でしたが、祖母の家にいくと

何かと話しかけていた記憶があります。

でも、私も高校生、大学生になるにつれて

小さい頃のように祖父母の家に行かなくなり、

行っても泊まらなくなり・・・

その内、県外に出ることになり、祖父母や大叔父とも年に1回会うかどうか程度になりました。

そんなある日、祖父母も高齢になり大叔父の面倒を見ることが難しくなったため

大叔父が施設兼病院に入ったということを母から聞かされたのでした。

その時すでに私は社会人でした。

続きます。